ヤグルマギクの育て方 矢車菊
ヤグルマギク
科名 | キク科 | 生 | 耐寒性一年草植物 |
属名 | ヤグルマギク属 | 花色 | ピンク・紫・青・白・黄色・チョコレート色 |
学名 | Centaurea cyanus | 草丈 | 30cm~1m |
耐寒性 | 強い | 日照条件 | 日向 |
耐暑性 | 普通 | その他 |
🌱種・夏蒔き (暖地)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 開花 🌼 🌼 🌼 🌼 🌼 肥料 種蒔き 🌱 🌱
🌱 種・春蒔き (寒冷地⛄)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 開花 🌼 🌼 肥料 種蒔き 🌱 🌱
ヤグルマギクはキク科の耐寒性のある一年草植物で、野生種である一重の花が矢車の形に似ていることからこの名前がついたとされています。
セントーレアやヤグルマソウとも呼ばれておりユキノシタ科のヤグルマソウ(矢車草)とは別物で混同しやすいですが、
ヤグルマギクは花が矢車に似ているのに対し、ヤグルマソウは葉が矢車の形に似ています。
ヨーロッパ原産で麦畑などに自生する雑草だったものを園芸用に品種改良し、現在のような八重咲きのものや様々な色合いの品種が作られました。
多年草のものもあるそうです。
園芸品種として出回っているのは品種改良された青、紫、ピンク等様々な色合いの八重咲きがほとんどであり、野生種は青紫色の一重咲き。
主に草丈が1m程に伸び切り花に向くものと、草丈が30㎝程のコンパクトなものがあります。
種蒔きをするかか、秋に市場に出回る苗を植えます。
種蒔きは時期は地域によって異なり、それによって開花時期も異なります。
草丈が高く切り花向きのヤグルマギク↓
チョコレートコスモスの色合いに似ているブラックボールこのような色合いの花はあまり多くなく、とてもきれいなので人気があります。↓
草丈が低いヤグルマギク↓
Contents
1.生育環境・蒔き時期と開花期
暖地では日当たりがよい場所、寒冷地で秋蒔きする場合は霜の心配がなく寒風の当たらない日当たりの良い場所へ植え付けます。
市場に出回っている種の多くは寒咲種で、霜の降りない暖地で8月末〜9月に夏蒔きすると12月頃に開花し翌年春まで長期間開花します。
霜が降り寒風が吹き付ける山岳地帯や東北以北の寒冷地では霜の心配がなくなる5月〜6月に春蒔きし、7月〜8月が見頃になります。
2.用土
市販の花の土か、赤玉土7・腐葉土3のブレンド土に元肥として固形の緩効性肥料を混ぜ込みます。
土質は特に選びませんが、水はけが良い土壌に植え付けましょう。
3.水やり
地植えは降雨に任せます。
鉢植えは土の表面が乾いてからたっぷり水を与えてください。
4.肥料
基本的には肥料はほとんど必要ありません。
植え付ける際に元肥を混ぜ込みましょう。