ストレリチア・レギネ(極楽鳥花)の育て方
ストレリチア・レギネ
科名 | バショウ科 | 生 | 多年生植物 |
属名 |
ストレリチア属 | 花色 | オレンジ |
学名 | Strelitzia reginae | 草丈 | 1m~2m |
耐寒性 | やや弱い | 日照条件 | 日向 |
耐暑性 | 強い | その他 | 切り花 暖地だと戸外で越冬 |
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
開花 | 🌼 | 🌼 | 🌼 | 🌼 | 🌼 | 🌼 | 🌼 | |||||
肥料 | 🍦 | 🍦 | 🍦 | 🍦 | 🍦 | 🍦 | ||||||
植え付け 植え替え | 🌱 | 🌱 |
別名を極楽鳥花といわれるほど極楽鳥を思わせる美しく華やかな花を咲かせるストレリチア。オレンジ色の部分が萼で、青色の部分が花弁になります。
ストレリチア属でよく知られているものでは観葉植物のオーガスタがあります。
切り花としてもよく使われ花もちも良く生け花やスタンドによく見られますね。
他の植物には見られない独特な美しい色合いと姿形をしているので、一本ストレリチアが入るだけでグッと華々しくなり見る者の目を惹くアレンジを作る事ができます。
レギネは花の大きさが15〜20㎝程あり、草丈は地植えで大きく育ってくると2m程になります。
ストレリチア属の中では大型の品種では10mを越え、その中でもレギネは小型の部類に入りますが、日本の家庭内における園芸においては大型の植物として扱われています。
1.性質と生育環境
ストレリチアの原産地は南アフリカであり熱帯地域では地植えで越冬します。
耐寒温度が3度前後で日本の気候だと冬は日当たりの良い室内で管理するのが一般的です。
日本でも暖地で霜が降りない地域だと戸外で越冬することができます。
このような事から鉢植えが望ましいですが暖地で霜が降りない地域だと地植えも可能になります。
春から秋にかけて長い間花を咲かせます。
日当たりが悪い場所だと花がつかないので必ず日当たりが良い場所で管理し、日中日が当たる場所にあると株も大きく成長し次から次へと美しい花を咲かせます。
1つの花茎から3〜5回花を咲かせるので咲き終わった花はこまめに摘み取ります。
ある程度咲き終わったら花茎の根元から切り戻しましょう。
2.用土
用土は赤玉土7・腐葉土3の基本形で十分です。
3.水やり
ストレリチア属全体に共通する事で、根がかなり太く長くなり根に水分をより多く溜め込む事ができる構造になっています。
冬の間は成長が鈍り水を吸い上げる力が弱くなるので土の表面が乾いてから3日〜1週間と間隔をあけて様子を見ながら水をあげて下さい。
春〜秋は土の表面が乾いてからたっぷり水をあげて下さい。
地植えの場合は降雨に任せます。年中葉水をしてあげて下さい。
4.肥料
ストレリチアの成長期に当たる春〜秋に2ヶ月に1回程度に固形の緩効性肥料を与えて下さい。
5.植え替え
植え替えは1年〜2年に1回、気温が十分に上がり始める5月〜6月に行います。
ストレリチアの根はとても太く長く成長が早い為、植え替えのタイミングを逃すと根の力で鉢を割る程どんどん成長していきます。
植え付け、植え替えの際は縦長の大きな鉢に植えるようにしましょう。
6.増やし方
株分けで増やす事ができます。
上記で述べた通り根の成長が早いのであまり大きくしたくない場合は植え替えの際に株分けで増やす事をお勧めします。
