ニホンスイセンの育て方

ニホンスイセン
科名 | ヒガンバナ科 | 生 | 多年生植物 |
属名 | スイセン属 | 花色 | 白・黄色 |
学名 | Narcissus | 草丈 | 30cm~50cm |
耐寒性 | 強い | 日照条件 | 日向 |
耐暑性 | 普通 | その他 | 球根植物 芳香がある |
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
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開花 | 🌼 | 🌼 | ||||||||||
肥料 | 🍦 | 🍦 | 🍦 | 🍦 | ||||||||
植え付け 植え替え | 🌱 | 🌱 |
スイセンは数種の品種があり、中でもニホンスイセンは強い芳香があり群生しているとあたり一面甘く清らかで心地よい香りに包まれ癒しとなる花です。
球根植物であり、花が終わると花茎は根元部分から刈り取りますが、葉茎は自然に枯れ落ちるまでは十分に日光に当て刈り取らずにそっとしておきます。


1.性質と生育環境
日中日が十分に指す場所に植え付けます。
半日蔭や日当たりが悪い場所だと株の育ちが鈍く花も付きません。
水はけと通気性にとんだ場所で元気に育つので、水がたまらないジメッとした粘土質ではない土壌を選びましょう。
強い芳香があるため群生するとあたり一面良い香りに包まれます。
花が終わると花茎を根元部分から刈り取ります。
この時葉は刈り取らず自然に枯れ落ちるまではこれまで通り十分に日光に当て、翌年の成長、開花に向け球根を太らせます。
夏の間も球根を掘り起こす必要はなく植えっぱなしにしておいて大丈夫です。
2.用土
市販されている花苗の土か、自作する場合は 赤玉土7・腐葉土3のブレンド土。
地植えの場合は水の溜まらない水はけの良い場所へ植え付けます。
培養土を使用する場合元肥は必要ありませんが、ブレンド土には固形の緩効性肥料を混ぜ込みましょう。
3.水やり
地植えの場合は降雨に任せますので水やりは必要ありません。
鉢植えの場合は土の表面が乾いてからたっぷり与えます。
乾燥に強く、多湿が苦手なので水やりの頻度には気を付けましょう。
4.肥料
球根を植え付ける際に緩効性の固形肥料を混ぜ込みます。
その後は開花の時期に合わせて追肥をします。
5.植え付け・植え替え
残暑が過ぎ去った10月~11月に植え付けます。
地植えにしたものは植え替えは不要です。
鉢植えにしたものは2~3年で一回り大きな鉢に植え替えます。
この時球根が大きく育ち分球していたら株分けをしましょう。

余談