紫陽花の育て方
アジサイ
科名 | アジサイ科 | 生 | 多年生植物 |
属名 | ハイドランジア属 |
花色 | 青・紫・ピンク・白・赤紫・水色 |
学名 | hydrangea | 樹高 | 40cm~2m |
耐寒性 | 強い | 日照条件 | 日向~半日蔭 |
耐暑性 | 強い | その他 | 低木 |
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
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開花 | 🌼 | 🌼 | 🌼 | 🌼 | 🌼 | 🌼 | 🌼 | |||||
肥料 | 🍦 | 🍦 | 🍦 | 🍦 | 🍦 | 🍦 | ||||||
植え付け 植え替え | 🌱 | 🌱 |
土壌がアルカリ性に傾くと花色がピンク色になり、土壌が酸性に傾くと花色が藤色になります。
8月〜9月にかけて来年開花する新芽がでるので、開花中であっても7月中には残念ながら剪定をしなくてはいけません。
1.性質と生育環境
日本の梅雨の花といえばアジサイですね。アジサイは水が大好きで、鉢植えの場合は水切れがとても早いです。
冬の間は葉を落とし水を吸い上げる力は弱くなっていますが、新芽が出始める春以降に水やりを2、3日忘れているとあっという間にぐったり垂れ下がり枯れてしまいます。
乾燥を嫌い空気中の湿度が高い状態を好むので日本の雨季に強い植物です。
アジサイは底面給水鉢で売られているものも多くありますが、購入後は地植えにして下さい。
アジサイは低木で大きく育ち非常に水を好むので鉢植えには不向きです。
春になると店頭で底面給水鉢に入った母の日ギフト用のアジサイをよく見かけます。
鉢植えでも育ちますが、アジサイは樹高が1〜2mになる落葉低木で、水切れがはやく鉢植えだと管理が大変なので庭植えにするのが一般的です。
年中半日陰〜日当たりで管理します。
真夏の直射日光で葉焼けを起こすので真夏の間は西日を避け半日陰になる場所で管理します。
冬になると落葉して春の芽吹きをまちます。
寒さに強く庭植えで越冬できます。強い寒波が長期間くる地域では根が痛み枯れてしまう恐れがあるので寒さ避けをするか冬前に掘り上げ室内で管理するなど対策が必要な場合もあります。
2.用土
市販の花の土か、赤玉土6・腐葉土3・ピートモス1を合わせた保湿性の高い用土がおすすめです。
日本の降雨は酸性雨なので自然と土壌は酸性に傾きます。
3.水やり
アジサイは乾燥を嫌い多湿を好みます。生育期間である春〜秋、鉢植えの場合は水切れがとても早くほぼ毎日水やりをします。
土壌が乾くとあっという間にしおれてしまうので、毎朝様子を見ながら土壌が乾燥する前に水をあげてください。
葉水も同時に行いましょう。地植えの場合は降雨に任せます。
真夏に日照りが強く場合は様子を見て水やりをしてください。
4.肥料
肥料は5月〜7月に2週間に1回薄めた液体肥料を与えてください。
5.剪定
剪定はまだ開花中ではありますが7月に行います。
8月〜9月にかけて翌年の花芽ができるので、これを切り落とさないために早めに剪定をします。
剪定後は切花にしたり、吊り下げて乾燥させドライフラワーとしても楽しめます。
もし時期を逃してしまった場合は秋口に花の付け根のみ切り落としましょう。