ガーデンシクラメンの育て方・夏越し
ガーデンシクラメン
科名 | サクラソウ科 | 生 | 多年生植物 |
属名 | シクラメン属 | 花色 | 赤・ピンク・白・赤紫 |
学名 | Cyclamen | 草丈 | 10cm~20cm |
耐寒性 | 強い | 日照条件 | 日向 夏は明るい日陰~半日蔭 |
耐暑性 | やや弱い | その他 | 球根植物 |
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
開花 | 🌼 | 🌼 | 🌼 | 🌼 | 🌼 | 🌼 | ||||||
肥料 | 🍦 | 🍦 | 🍦 | 🍦 | 🍦 | 🍦 | ||||||
植え付け 植え替え | 🌱 | 🌱 |
ガーデンシクラメンは、通常の室内で生育するシクラメンとは違い耐寒性があり雪の少ない暖地であれば冬でも戸外で生育させる事ができる多年草です。
室内用は大型ですが、ガーデンシクラメンは小型で葉も花も小さくて可愛いです。
寂しげな冬の庭を小さく美しい花で彩ってくれます。
暑さや梅雨時期は苦手ですが戸外で植えっぱなしでも夏越しさせる事ができます。
1.性質と生育環境
ガーデンシクラメンは9月頃から出回ります。
まだ残暑が残る9月に出回る苗は暑さで弱っていたり、早く植え付けすぎて根をはらずに株が弱ったり枯れる事もあります。
適切な植え付け時期は残暑が終わってから霜が降りる前の10月〜11月なのでこの時期に購入し植え付けましょう。
良い苗を選ぶポイントは、葉の数が多く隙間がなく徒長していないもの、葉が黄色くなったり害虫や病気が見られないものを選びます。
【冬】
日当たりの良い場所に植え付けます。ガーデンシクラメンは寒さに強く、霜があまり降りない暖地では地植えで育てることができます。
雪が多く氷点下になる寒冷地では鉢植えで管理し、霜や雪があたらないようにします。
寒さに強いので霜に当たっても枯れませんが、長く霜に当たると株が弱るので雪の多い地域などはあり鉢植えにして雪に埋もれないようにしてあげて下さい。
【梅雨・夏越し】
通常のシクラメンに比べると暑さにも強く、葉が残ったまま戸外で夏越しできます。
梅雨時期から真夏は半日陰〜明るい日陰の雨のあたらない風通しの良い場所で管理します。
地植えしてあるものを夏越しさせたい場合は梅雨前に鉢に移し替えて雨があたらないようにすると多湿で腐る心配がありません。
春に葉がなくなって休眠した場合は梅雨までに掘り上げ、風通しの良い日陰で管理し秋に再び植え付けます。
3.用土
市販されているシクラメン専用培養土か、赤玉土7・腐葉土3をブレンドしたもの。
4.肥料
10月~3月に、10日に1度液体肥料を与えるか、1カ月に1度固形の緩効性肥料を与えましょう。
5.水やり
【冬】
地植えの場合は降雨に任せるので特に水をやる必要はありませんが、植え付け後根が定着するまで2週間〜程は表土が乾いたら水をやり、水を切らさないようにします。
鉢植えの場合は表土が乾いてから2〜3日おいてたっぷり水をあげます。
【夏】
朝晩の寒暖差が小さくなる5月~9月の夏の間は成長が止まっているので、地植えの場合はほとんど水やりは必要ありません。
雨が降らず日照りが続き表土がカラカラになっているようなら朝に水をあげて下さい。
鉢植えの場合は1週間に1度くらいに水をあげます。
多湿にならないよう注意しましょう。